梅雨は開けたのか?
急に暑い日が続き、体調に異変を感じる。
年を重ねるにつれ、気候変動に体がついていかない。
コロナワクチン(モデルナ)1回目を接種。
5時間後ぐらいから急激に腕が痛い。翌日も腕が痛く。
だるい、眠い、熱はないが、暑いのでだるい。
3日目も続くので、ロキソニンで一蹴。ようやく正常に戻った。
1週間経つが、夏バテなのか副反応なのか、よくわからない疲れ。
高校・中学が夏休みに突入!
The.Hは、高校初の夏休み、初のバイト、初のヘアカラー、
そして、いつも通りの1学期の成績・・・・
The.Aは、中学初の夏休み、初の通知表、ほぼ4と5
毎日部活朝練と自主練、そして夏期講習で1学期の総復習
そんなThe.Aの通学校の学級通信を見て、人生を思う夏の日。
雨ニモマケズ
タイトルぐらいしか聞いたことはなかったけど、
宮沢賢治の詩、その全文をそのまま記載するというなんとも手抜きの
学級通信であるが、よく読むと、すばらしいチョイスだと思う。
この先生は、一体誰に伝えているのか?中学1年生か?保護者か?
と思うが、このケチな部長には、それなり伝わるものがあった。
雨にも負けず、風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ、丈夫な体をもち
欲は無く、決して怒らず、いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と、味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを、自分を勘定に入れずに
よく見聞きしわかり、そして忘れず
野原の松の林の陰の、小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば、行って看病してやり
西に疲れた母あれば、行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば、行って怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば、つまらないからやめろと言い
日照りの時は涙を流し、寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず、苦にもされず
そういうものに、わたしはなりたい
これは、宮沢賢治が病床で残したメモのようです。
そういうものに、わたしもなりたいと思う。
ただ、健康に日々を過ごし、最低限必要な衣食住を保ち
見返りを求めることなく、困った人に手を差し伸べ、生きる。
これが、日本人の人間らしい生き方なのではないかと思う。
何にこだわり、何を恐れ、何のために働いているのか、よく見失う。
競争社会や世間体、給与格差や人事評価制度、成功とか失敗とか
一体なんなのか?何を目指しているのか?人生をどう生きるのか?
ただ、ただ、「雨ニモマケズ」日々いきることができれば、
それでいいのではないか。
深い。深すぎる。オリンピックでも見て考えよう。
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