世の中の最近の話題は、学びなおし・リスキリング、そんな大袈裟なことは置いておいて、今年もこの2023年の目標に準して日々過ごしている。中でも月に1度それなりの厚みのある本を読んで何かしらを勉強してみるという目標が立てられている。まずはその第1弾!
教養としての「金融&ファイナンス」大全
これは結構な厚みでした!全526ページ。辞書のような位置づけなのかな?定価は2,500円(税別)ボリュームに相当する価格設定。日本実業出版社です。

そもそも、金融&ファイナンスと親和性の強い業界、職種で仕事をしているので、だいたいのことにはなじみがあったが、流石に500ページ級を読み切るのには少し時間がかかった。
著者の野崎浩成という人は、著名な経済アナリストのようですが聞いたことはない。しかし、この本自体はまさに教養としての「金融&ファイナンス」というタイトルに適した内容になっていると思う。
金融の仕組み、投資・運用の視点、コーポレートファイナンスの視点の3部構成で全17章であらゆる金融&ファイナンスに係る基本的な考え方記載されている。
学校の教科書というのは、こういうものだったのかなと今更ながら思う。国語・社会・理科・数学・英語、それぞれ数百ページの基本的なことが書かれた本をもとに1年かけて授業でその知識を取得していく。そういうような本に見えます。
専門職の方が実務的に使用する本ではないように思いますが、社内研修や金融教育の材料としては最適かもしれません。最近は教養としての●●●というような本が結構たくさんあるので、今年はいくつか読んでみたいと思いました。
ちなみこの本は厚みがあり過ぎて、メルカリの送料がワンランク上がってしまいそうなので、即売るのはやめて、保有することにしよう。
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