2023年は、年間12冊以上の話題の本を購入して読んで勉強してみるというテーマがある。第1回は金融&ファイナンスの学びなおし、第2回3回は歴史研究、第4回は時間の使い方、第5回は億り人、第6回は人生設計、第7回は健康、そして第8回目はマネジメント。
やはり、本がそこまで好きなわけではないので、なかなか読みたい本があるわけでもなく、本屋に並んでいるものを適当に手にするわけですが、その時々何かしら思うところがあるのででしょう。1年12冊並べてみるとどういう1年を過ごしたのかわかるかもしれない。
今回は「リーダーの仮面」いちプレイヤーからマネージャーに頭を切り替える思考法。マネジメントスキルの本です。10年近くケチ部長をやっているのですが、パワハラ・コンプライアンス・働き方改革・人材不足など、時代とともに売り手市場に進んでいる。
すぐに、退職していく人やハラスメント110番に訴える人、権利を主張して休んでばかりの人、いろいろな人を抱えながら部署のパフォーマンスを上げていくことを求められるマネージャーは大変。
マネジメント5つの極意
この本は、クールな切り口で淡々と部下に対応せよというもので、久々に心に刺さったかもしれない。目次だけを見てみると①ルールの思考法②位置の思考法③利益の思考法④結果の思考法⑤成長の思考法という5章に分かれ、部下への接し方の極意が掛かれている。
誰でも守れるルールを作って淡々と守らせる。間違ったいたら修正するが誰が聞いても単純明快なルールを自らが作り、淡々と守らせる。
位置を明確にしたコミュニケーションをとること。上司と部下の立ち位置を明確にして、仕事をお願いするのではなく、指示するということ。淡々と指示して、淡々と指摘する。会社と部下との立ち位置の認識を間違うとナメられて終わる。
個人ではなくチーム全体でより大きな利益を取りに行くことをいかに目指すか。いい緊張感・競争環境を作り出し、ダメな部分は事実だけを広い上げ、淡々と詰めていく。自ら対策を考えさせ、実践させる。
あくまで結果を評価するもので、プロセスを評価するのはNG。目標設定を明確にし、プロセスを明確にし、結果を評価する。残業アピールに騙されてはいけない。結果も過度に褒めない。褒めて伸ばすのではなく淡々と評価する。
部下やチームを成長させたら一人前、自分が先頭に立つのではなく、自分を超えて行ってもらうように行動するべきである。
リーダーは逃げ切ろうとしてはならない。部下を見捨ててはならないということ。まさに、自らのマネジメントスタイルを後押しするキーワードばかりでした。

より淡々とルールを作り、上司としての立ち位置を堅持し、利益を上げて、結果を評価し、チーム・部下を成長させる。このサイクルで生きて行こうと思いました。識学という考え方?自分にあっているような気もするので、別の本も読んでみることにしよう。
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